早いひとは2月終わり、遅い人だと4月に入ってから、
身体は暖かい季節に合わせて内部を少しずつアップデートしはじめる
寒さに耐えるカラダから、暑さに負けないカラダへ
別の言い方をするなら、
”ちぢこまったカラダ” から、 ”ゆるんだカラダ” へと変化してゆく必要があります
(それを整体的には、”汗のかけるカラダ”ともいう)
3月から桜が散るあとくらいまでがこの変化のピークタイム、
見えないところで身体はせっせとガンバッているのです
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ところで、カラダの内と外の間の環境差を調整するはたらきを「恒常性=ホメオスタシス」と呼びますが、
それを自動的にやってくれるすごいやつが、よく聞く『自律神経』です
この自律神経クン、カラダの隅々に張り巡らされているのですが、その役割はまことに多岐にわたる
心臓の拍動、発汗、排泄、消化吸収、ホルモン調整などなどなど
とにかく忙しい。聖徳太子も真っ青なマルチタスクの極みです。
そして、普段から忙しい自律神経が一年の中でもっとも忙しい季節、
それが「春」
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この3月の寒暖差はいつもより激しいなあ…と皆さんお感じかもしれません
例えば20°オーバーの日が3、4日続くとどうでしょう
カラダ的には「早く汗かけるようにせんと、カラダに熱がこもって生命活動が危うい!」と思い
毛穴を開き、血液の循環をアップさせます
しかしながら、今年みたいに急に最低気温が6、7°まで下がるとどうか
カラダ的には「え、まだ冬なん?もいっかい毛穴閉じた方がいいのか?んんん」となるのが普通
この「どっちやねん」状態=交感神経と副交感神経の乱れ、です
ふとイメージとして浮かんだんですが、
車を運転しているときに、前の車がノロノロ運転してるかと思えば
急に法定速度オーバー気味で走り出し、また気づけばノロノロ、チンタラ走っているみたいな状況、まれにありますね
あの感じです
(伝わるのか、これ)
(ちなみに、ぼくはすごいイライラします)
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アクセルを踏んだらいいのか、ブレーキかけないといけないのか分からない
ゆるんだらいいのか、縮こまったらいいのか、分からない
この身体的ストレスを脳がキャッチし続けると、それを発散しようとして感情が動きます
ゆるみたいのにゆるめないから、人に怒りをぶつけてみたり
急にゆるみすぎたがゆえに、殻に閉じこもりたくなったり、否定的な見方をしたくなったり
カラダに合わせてココロも忙しくなりますね
というか、カラダを整えたいがゆえに、ココロを動かしているとも観えます
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ぼくはサーフィンで有名な千葉県の九十九里出身ですが(キムタクが来てました)
春にいちばん大事なことは、「あらがわない」で、「波に乗る」こと
ではないかと感じます
がんばらない、こだわらない、自分以外のものに身を任せる感じ
春はそうやって、自分を外に向けてひらくためのレッスンをしてくれている、のではなかろうか
今年はちょっと厳しめのレッスンですけれど(笑)
まあそんな風に、ほどよく力を抜いて、なんとなく愉快に過ごせたらいいですよね
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自分の中の「力み」が、カラダのどんな場所に、どんなときに現れるのか
じっくり観察してあげてください
それをただ、ぼんやり感じるだけで、整うものがあります
そんなこんなで、もうすぐ春の土用
今年は、時が経つのが早いです
それでは、また
Taenal