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土、循環、春の調整

  • 雄一
  • 2月 12, 2025
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こんにちは、雄一です。

 

2ヶ月ぶりの更新となりましたが、みなさま以下がお過ごしでしょうか。

気がつけば2025年、そして冬の土用期間を過ぎ、立春を迎えて少し落ち着いてきた今。

どことなく、今年の予感や動きの萌が見えてきたような、やっぱりまだ遠いような…微妙な時期かもしれません。

 

個人的には土用期間を通じ、自身の見なおしがすこし進んだ感覚でして、

しばらくの間、なおざりになっていたことと、もう一度向き合い直してリズムを再構築しているところです。

 

仕事を通じて自分の考え、価値観をだれに、どんな風に伝えてゆきたいのかを整理したり、

中期的な視野のもとで、新たな学びを始めてみたり…

 

実はたいへんせっかち君なワタクシ(動物占いは猿です笑)、

播いたタネにじっくりと水を与え、雑草を敵とせずに必要な養分を与えてくれる存在として大事にしながら、

無理のないペースで少しずつ大きくゆくイメージでTaenalを育ててゆきたいな、と思う最近です。

 

*

 

今日は先月にお借りした畑のことから連想して、土用期間ともつながる「土」のこと。

そして、野口整体の考えのひとつである「春の調整」についても触れたいとおもいます😀

 

 

本日のBGM ♪

 

今までの畑仕事についてふりかえってみると、奈良に住んでいた頃に3年間ほどと、岡山に来て最初の2年半ほど、自分たちの好きな野菜を中心にいろいろと育てていました。

 

しっかりと土や環境と向き合う仕方というよりも、週末農業的なライトな感じではありましたが、それでも太陽と大地と一緒になって生命を育てて、それをいただく、という大循環の中にいるという体感は豊かなもので。

 

それも娘が生まれてからは、育児と仕事に追われるようにして畑を手放し…今思えばどこかで不全感というか、この2年間は大地との接点がひとつ大きく失われた時間だったようにも感じます。

 

そしてこの春をむかえ、たまたまご縁のできた方から畑を借りる話が浮上して、でも結局その件は立ち消えたり、なんやかやとあって。

んまあ、最終的にどこかに落ち着くんだろうなー、と淡々とすすんでいたら、

⇩こんなところにお借りできました。

 

1739337506856
うーん、これぞ日本の原風景なり

 

岡山市北区高野尻。

 

我が家から車で20分ほど、金山寺を抜け、さらに山を登るとひっそりとたたずむ集落です。

こちらの集落で村おこしをされている村長さんがいらして、そのおばあさまの土地の一角をお借りすることができました。

もちろん、ここでなんか作ろうと思って借りたわけなんですけれど…

いざ畑の土をさわって感触を確かめたり、周囲の環境含めた空気感にふれる中でおもったのは、いまの自分にとって「畑」は、ただ自分たちの食べる野菜をつくるための場所ではないのかも…ということでした。

 

*

 

今までの自分だったら、自給自足的な循環、自分でつくって自分で食べる、ということに満足感を覚えたと思います。

でもそれって、めっちゃ”ちいさい循環”じゃね?と今は感じる(それはそれでいいんだけど…)

 

「ここは野菜をつくる畑である」という物差しだけで土地を利用するんじゃなく、もっと豊かな可能性の場としておつきあいができるよなあ、という心もちに変化しているみたい。

 

具体的には、

・自分一人のオフ時間(ぼんやりコーヒーすする、ただただクワをふる)

・娘が微生物多めの土とただジャレ合う

・自然と触れ合うのがうれしい妻にとっての癒しタイム(になるかも?)

・Taenalの会員さまと土と触れ合う時間を共有したり

・そのほか、畑をきっかけにこれまでにない繋がりとか、動きがあるような

 

みたいに、いろいろと。

野菜は適当になんかやっときゃいいか(笑)くらいでちょうどよさそうです。

(それでもやりだすとコダワリが発動するのが悪いクセ〜😂)

 

つまり、自分たち家族がいろんな角度から豊かな時間を過ごすことができて、

それが周りの人たちにも拡がってゆくのだとしたら、

これまさに、

”大きな循環”

 

今までの自分になかったもの、どこかに置き忘れていたものとしての、

”たいせつなつながり”

が、この辺りにあるような気がしています。

 

とりあえず、のんびりつき合ってゆこうと思います☺️

(遊びにきたいひとは公式LINEでメッセージくださーい)

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やっぱり「土」は「土台」であり、活動のベースとして大きいのかなあ、と思ったりも…

ではもっとも身近な「土」ってなに?と考えてみると。

それはやっぱり「身体」

 

土=微生物や菌類の集まりですが、身体もそう。腸内細菌だけでなく、エネルギーを産生する細胞中のミトコンドリアも元々は細菌。

 

そんな身体がもっとも変化するのは、植物と同じで「春」なんです。

木の芽どき、というように、気が上昇するのに合わせて生長、分化する生命のながれがあって、忘れがちですが人間もその循環の一部。

 

また、寒い「陰」の季節から、あたたかい「陽」の季節に合わせて、身体のい内部ではさまざまなアップデートが必要になります。整体的にいうと、「汗をかける身体」に変わる必要があるんですね。

 

ですが、秋以降の不摂生がそのままになっていると、その切り替えがむずかしくなってしまい、無理やりに調整しようとするから色んな不調(身体だけでなくメンタルにも、いわゆる五月病なんかそう)が生じやすくなります。

 

近年は春と夏の堺があいまいになってしまって、急激に暑くなるが故に不調が出てあたりまえとも言えますが…

 

そんな春の季節に合わせた独自の操法ががあるのが「野口整体」。

 

今の商売と化した整体業界で言われることはありませんが、2月下旬〜4月中旬くらいまでが、1年でもっとも身体が変化するし、施術効果も高いとされる時期に当たります。

 

ですので、ずるずると不調を引きずっていたり、重たい症状に悩まされている方こそ、この時期に集中してケアしてあげることが大事。ですので、普段営業トークが控えめなTaenalも笑、このタイミングでは

 

「タイミングを逃さず、ぜひウチに来てください😁」

 

とシンプルにお伝えしています。

 

✳︎

 

と、いうわけで。

本格的な春まで、あと少し。

今年の夏を軽快に過ごすためにも、当院をご活用いただければこれ幸いです。

 

それでは、しばらく先になると思いますが笑、また。

 

 

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