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Taenal鍼灸施術・ 東洋伝統鍼灸術③

  • 雄一
  • 12月 16, 2024
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お久しぶりです、雄一です。

 

前回の投稿はカフェの話をしていましたが、今週末に4回目の営業を迎えることができそうです😀

思いついたらとにかくやってみる精神で、なるだけ軽やかに行動してみるって大切だなーと感じるこの頃。

カフェをやっているという意識よりも、行動を起こすメンタリティのエクササイズをしているような感覚ですね。

 

そんなこんなで、気づけば「あっ」という間の年の瀬…

なんだか慌ただしい2024年、個人的には変化の大きい1年でしたが、みなさまは如何でしたか?

 

*

 

本日のBGM ♫

 

はい、今回は前々々回の記事でお話をしていた東洋医学的鍼灸治療の最終編をお送りします☺️

 

前回の②では、東洋医学的治療の大枠を説明しました。

今日はその続きで、陰陽五行論的に「心」が実している(=熱がある、気が滞っている)状態をどのように治療してゆくのか、

自分のやり方を交えながら説明をしたいと思います〜

 

前回の記事の中で、「心」を調整するには以下の手法がメインになるお話をしましたが⇩

①から順々に具体的に解説してゆきますね

 

① 「腎」の”水”を増やす

② 「心」自体の火の熱量を抑えこむ

③ 火の燃料になる「木」を調節する

 

まず①の「腎」の”水”を増やす。

ですが、”水”ってどうゆうこと?って感じですよねー…

 

ここで登場するのが「五行穴(ごぎょうけつ)」という概念です。

五行とは「木、火、土、金、水」のことですが、

それぞれの経絡には「木」の性質をもつツボ(木穴)、「火」の性質をもつツボ(火穴)…というように、

五行の性質をもつツボが各1=計5個存在しています。

 

つまり、「水」の性質をもつツボを使うことで、その経絡の「水」性を強めることができるんですね。

今回は腎経の水穴なので、「陰谷(いんこく)」というツボを選びます!

 

続いて、②「心」自体の火の熱量を抑えこむ、ですが、これも上と同じ発想ですね。

今度は心経における水穴「少海」を用いることで、心自体の火を抑えてゆきます。

(オマケでちょっとややこしいのですが…実は経絡にはイレギュラーな流れがありまして、

心と密接な「心包経」というものがあります。この経絡の水穴である「曲沢」もセットで使うことが多いですね)

 

はい、そして最後の③ 火の燃料になる「木」を調節する。

「木」=肝ですけれど、肝は精神的ストレスをまず始めに受ける場所になります。

「心」に熱がある、ということは、その前段階として必ず肝が実している=熱がある=気が滞っているものです。

ここでは①②の五行穴とは異なる発想で、肝の気が集まっているツボ「太衝」の流れをよくしてあげます。

 

といった配穴を組み合わせつつ、脈や他のツボの反応を観ながら施術を進めてゆきます☺️

とはいえ、これは施術の全体像の一部分で、これ以外にも調整を加えながら最終的にな落とし所を見つける感じですね。

(「心」の場合は、野口整体的アプローチに頼ること多し)

 

*

 

そんなわけで、なんとなーく東洋的な鍼治療の考えかたや手法が伝わりましたでしょうか

(ほんまにそんなんで身体が変わるんかーい、というお声が聞こえてきそうな笑)

 

いやいや。「効く」と信じる方は、本当に効きます。これは鍼に限らずですけど…

すべての物事、素直さが一番大事(いやホントに)😁

 

次は野口整体の治療について何か書いてみようか…書いてる時間あるのかな…笑

 

なかなか更新できないブログですが、たまーに覗いてやってくださいませ☺️

それでは、また👋

 

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