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Taenal
皆さん、こんにちは。
暑い日々も終わりが見えてきたような、まだまだなような、宙ぶらりんな感じがしているTaenalの雄一です。
いやー、この夏は皆さん、遊んでますか?
私たちファミリーは娘が1歳半を超えて、だいぶしっかりしてきたこともあり、
海に山に繰り出して水遊び、キャンプに焚き火と、久々にけっこー愉しんでいます。
(体力的に無理してる感はありますが…)
個人的には、新たな動きをするための古民家を買うかどうしよーかーで結構時間をかけてリサーチしたり、
(結局流れてしまったけど)
自分の内側を見つめる時間を過ごしてました。
今年度の下半期は、Taenalの提供するものをより外に、拡張させてゆくイメージで進んでゆこーと思ってます😁
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本日のBGM ☟
(ハンドパン流すと部屋の体感温度マイナス2℃)
(形態の発想がCS60に似てると思うのはワタシだけ…?)
はいー、今日は夏の疲れが出ているのかテンション低めですので(笑)、
(お客さまも多いですね、内臓疲労の蓄積による疲れ)
あっさりとしたボリュームで、東洋医学の概念と治療についての第二弾と参りましょう〜
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はい、前回の記事では東洋医学におけるバランス理論=「陰陽五行論』について紹介しましたが、
具体的にどんな風にして五行のバランスを調整するのん、というお話をしたいと思います。
では、おさらい的に☟の図をもう一度…
上から順に見てゆきますと、
木 ☞ 火 ☞ 土 ☞ 金 ☞ 水
となっていますけれど、この順番で自然の事物が生成・変化してゆくよ、という説明をしている内容ですね。
これらはイメージで捉えてもらうと分かりやすいんですが、
例えば、目の前で「火」がめっちゃ燃え盛っていたら、どうしましょうか。
そりゃ「水」かけな、ってなりますよね。
臓腑で表すと、「火」を司るメインは「心」ですので、
例えば、長引くストレス × 身体にこもった熱 = 「火」が強くなりすぎた場合(東洋的には”実する”と言います)に、
「水」を司る「腎」をパワーアップ=水を増やして、燃え盛る火を抑えてバランスをとろう、という発想になります。
ちなみに、「火」が強くなりすぎたら、寝つき悪くなって夢もメッチャ見るし、
ちょっとしたことでも無茶苦茶イライラするし、なんなら動悸もしてきたし目眩も…
みたいになって、西洋医学なら「ハイ、これ飲んで落ち着いてね♡」的に心療内科的お薬が処方されるやつですが…
東洋的鍼灸治療の場合(例えばザックリ説明すると)
① 「腎」の”水”を増やす
② 「心」自体の火の熱量を抑えこむ
③ 火の燃料になる「木」を調節する
主にはこの3つをテーマに調整を図ることになるのかなーと。
で、そのバランス調節のために、
① どの経絡(ツボのグループ)の (大きく分けて12種)
② どのツボに (普通のツボ361+変わったツボ40位=400位)
③ どんな刺激を加えるか (鍼かお灸か、刺激の強さ加減etc)
が治療内容を構成する感じですね。
この辺は無数にある流派によって考え方、手法は千差万別ですし、
上の3つはあくまでも「経絡」の話をしているだけ。
実際は、そこに「気」(エネルギーの強さや流れ方)、「血」(細胞を栄養する力の質と量)、「津液」(体液全般の質と量)
といった要素も関わりますし、バランスの乱れが生じた原因がどこにあるのか、という点にまで遡る必要もあります。
ちなみに、僕がベースに使っているのは「長野式」と呼ばれる考え方。
僕は感覚的なタイプではないので、身体の反応から理詰めで追求してゆくスタイルです。
次回は僕がやっている鍼灸治療で「心」の火をどうバランスさせるのかを解説してみたいと思います〜
それでは、また👋
Taenal