TAENAL
どうもこんばんは。
この秋以降、周囲でさまざまな別れと、新たな始まりがあるように感じるのですけれど、皆様はいかがでしょうか。
人間を含む生命のすべては、大海の波間に浮かんでいるクラゲみたいなものだよなあ、とよく思うんですが、
大波(と思い込んでるだけ?)の間を必死にもがいている時もあれば、
さざ波に気持ちよく、ゆらゆら揺られている時もあり、
いずれにしても、
その時、その時の波のリズムに抗わず、良くも悪くもじっくり味わう他ないよなあ、とも思うんですね。
大局のリズムに合わせて、自分なりにどう乗りこなしてゆくかが大事なのかなと。
冒頭から何が言いたいのか自分でもよくわかりませんが笑、
今日の記事は先日出雲を訪れた時のことについて、です。
本日のBGM ♬
さて、岡山に引っ越してくる以前、つまり東京から奈良へ引っ越してきて以来、
出雲がとても近いので度々訪れていまして、今年で三年連続で11月の神在月に来ています。
今回は出雲詣はもちろんながら、前回のブログにも少し書いた、
寺尾紗穂さんのライブが出雲で行われるということで、むしろそっちがメインくらいの勢いで行ってまいりました☺️
寺尾さんの楽曲は以前からポツポツとは聴いてはいましたが、
今年になって聴いたアルバム「たよりないもののために」がとても素晴らしかったんですね。
で、今年に出た最新作「余白のメロディ」がまた、凄まじく良くて…
これはLiveで聴かないわけにはいかないと勝手に固く決意しまして、それが実現した、という流れであります。
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んー、何というんでしょう、先ほど挙げた2作における寺尾さんの楽曲は、
心のレイヤーの下の方
潜在意識に近いところのなにか
あまり触れたくない自分の汚い部分
ほんとうは自分が大切にしてたはずのなにか
にサァーっと、歌声が浸透してくるような感じがします。
わけもなく、淡々と落涙してしまうような。
(20代の頃、Elliott SmithやIdaの楽曲で味わった、あの感覚を今、日本語で味わえるとは思っていなかった)
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はたして今回のライブ。
冒頭から「余白のメロディ」の白眉とも言える「光のたましい」でスタートした瞬間。
ハッキリと空間が一変しました。
巫女的・シャーマン的と呼んだらいいのでしょうか、強すぎるほどの浄化力。
1曲終わった時点で感涙している方が多く目に入るのも、宜なるかな…
地方地方の「わらべうた」を民族学的に収集している寺尾さんの、
今は失われ、忘れ去られた声なき声を掬い上げようとする姿勢は、
個人に対しても、歴史に対しても、一貫して変わらないのですね…(Big Respect)
途中「たましいのゴールはどこだい」というタイトルの未発表曲もお披露目されましたが、
この会場に集まっているお客さん達の「たましい」は、
強いなにかに惹かれて、この会場にいるのではないかな。
MCの中で、ライブ会場に「見えざるものたち」が多く集まってくる、という怪異話をされていましたが
(寺尾さん本人は見えないけど、霊感強い人には見えるらしい)、
「Glory Hallelujah」で天使が現れた、という話には、実際聴いたら成程納得!
凄まじい地上天国感にクラクラ〜😂
ライブ後は余韻に浸りつつ、肩に力入れず、明日からもしっかりと生きてゆこう、と思いました。
皆さんも機会がありましたら、ぜひ、ぜひ、寺尾さんのライブへ足をお運びください☺️
この旅では、個人的にいろいろと学ぶところが多くて。
それが来年からのTaenalの活動に、良い形で生きるようにしたいものです。
いうてる間に、もうすぐ2023年。
数秘的には、私ユウイチは「攻めの年」らしいんですが、さて…
Taenalとしては、年を跨いでいくつかお知らせが出ます。
それでは、また。
TAENAL