TAENAL
© 2019 All rights Reserved.
みなさん、こんにちは。
ここのところ、福島沖で地震が多発しているのが気になります。
以前にも地球が短期的には寒冷化(小氷期)に向かっていることをブログで書いたことがありましたが、
太陽の黒点数が減少することと、地球の寒冷化、地震などの天災、はたまた戦争や恐慌といった社会変化が
歴史的にみて連動していることには、どうやら深い関係があるようです。
この間、タエナルにいらっしゃるお客さまとも、
これから寒冷化と連動した食糧危機が近く起きるよね、
今から準備しておかないと、楽しく暮らせないですよね、
といった話をしましたけれど。
なんというか、
人によって見えている世界、
知覚している世界が非常に異なるなあ…
と最近よく思います。
日本にいるとややマヒしがちな感覚ですけれど、この社会がー世間様がーと、あーだらうーだらいう前に、
兎にも角にも、わがままとは別の水準で個人の生活そして人生をどう全うするかが人間一番大事であって、
というのも、自分がハッピーでないと、他人さまをハッピーにしたいと思える余裕もないわけだから、
やはり個々に粛々と準備しておかないとなあ、とあらためて感じます。
**
と、「ハッピー」とつなげる訳ではないのですが、今日書きたいのは、「CBDオイル」について。
まず、”CBDってなんなの”というところから。
まず、CBDとは「カンナビジオール」の略でして、大麻草とヘンプ(広義の”麻”)に含まれる活性物質の一つ。
健康増進に大きな力を発揮するものとして近年世界的に急速に人気が出てきています。
”大麻草”と書くと、「ダメ、ゼッタイ」的に反応される方もおられるとは思いますし、
いやいや、大麻の歴史とは…とか日本の行政の遅れっぷりが…を書き出すとキリがないのでやめますが、
一言で表現すれば、
「副作用の極めて少ない、薬に依存しない健康的な生活を維持する助けになるもの」
と僕は考えています。
今回から何回かに分けて、CBDについて少し掘り下げた投稿をしてゆきます。
参考文献はこちら ↓
今日はまず、「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」について簡単に説明したいと思います。
大麻草には、400種類を超える活性化合物が含まれているそうですが、
その中で大きな部分を占めるのが「カンナビノイド」と呼ばれる化合物。
いわゆる「大麻」でハイになる成分「THC」はあくまでそのうちの1つに過ぎず、
CBD以外にもCBNやCBCなどたくさんあるんですね。
で、そのカンナビノイドを受け取って利用する受容体を、
魚類、爬虫類、両生類、鳥類、そしてすべての哺乳動物が持っているそうです。
そして、このカンナビノイドを通して生体のホメオスタシス(恒常性)を維持する役目を果たしている機能の総称が、
「エンドカンナビノイド・システム」。
つまり、生物の生命維持にとって必要不可欠な物質を、
大麻草が豊富に含んでいる、ということです。
大麻草以上にカンナビノイドを多種多量に含む植物は他にないことを考えると、
古来から世界中で神聖な植物とされてきた理由も頷けるところ。
(ちなみに、カンナビノイドは体内でも自ら合成(主にオメガ3脂肪酸を使って産生)していますが、
これは「内因性カンナビノイド」と呼ばれ、CBDなどは「植物性カンナビノイド」と呼ばれ区別されます。)
*
かんたんに言ってしまうと、
ホメオスタシスが上手くはたらく=自己回復力が機能している、ということなので、
エンドカンナビノイド・システムが円滑に機能していない=病気に近づく、と言えるでしょう。
アメリカやカナダを中心に「医療大麻」が大きく注目されているのも、
いわゆる標準医療では治癒できない難病や神経疾患などが大きく改善される例があるからに他なりませんが、
なぜそうした改善が起きるのか、という理由の根本にこのECSがあることは知っておいた方がよいかと思います。
そして、このECSが発見されてから、まだ30年弱した経過しておらず、
これからどんどん新たな知見が増えてゆく分野でもあるという…楽しみです。
(フツーの薬、いらんやん、てなりますね…)
うちでは長めの施術コースの術前にCBDオイルを任意で摂取してもらっていますが、
そうすることでリラックスもできるし、ECSを活性化させることで施術の効果が高まるのではないのか?
という仮定のもと、行っています。
僕自身、普段から寝る前に飲んでいますが、睡眠の質がやっぱり違いますね。
深く、ぐっすり寝られる、というのは整体的にも非常に大事なことなので、今後も多くの方に勧めてゆきたいです。
(ちゃんとしたメーカーのものを選んだ方がよいですけれど)
次回は、では具体的にどういった作用や効果があるのん、という話をしたいと思います。
(いつになるかはわかりません)
それでは、また。
TAENAL
© 2019 All rights Reserved.