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みなさん、こんばんは。
今日は11/16,17と巡ってきた「出雲の神の道」について。
ご存知の方も多いと思いますが、11月は旧暦で「神無月」ですね。
なぜ神が無い月なのか、というと、
出雲の地に神様が一同に集うので、他の土地には神様がいなくなってしまうからです。
ちょうど整体のお師匠さまが出雲に詣でると聞いて、ご一緒してきました。
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詳しい訳ではありませんが、日本神話って一体なんなのかしら、と考えてみると。
この宇宙の成り立ちを比喩的に表現している部分と、
大和朝廷が出雲王国を征服して後、自分たちの正統性を後世に伝えるための部分と、
その両面を含んだ物語なのでしょうね。
(宇宙の原理と自らの権力を相似的に表現するという欲望は、あらゆる権力者が持っているものでしょうし)
神々が実在したかどうかはおいといて、
ぼくの興味は「宇宙の原理」ってなんなのかな、という点です。
(みなさんも、そうですよね…?)
詳しくは触れませんが、宇宙についていろんな思いに耽った旅の行程は、こんな感じ ↓
①出雲大社
↓
②須佐神社
↓
③須我神社
↓
④熊野大社
↓
⑤神魂神社
↓
⑥八重垣神社
です。
この巡礼の中心は「スサノオ」さま。
そして、その父母である「イザナギ」「イザナミ」さまも一緒に詣でる、という趣旨でありました。
今回自分が一番グッときた「熊野大社」、師匠によるとここは出雲大社よりも位が高く、
出雲大社に神様をお呼びするときも、まずここの熊野大社に許しを乞うみたいです。
(熊野大社が祀るスサノオは、出雲大社の祭神であるオオクニヌシの義父)
みんな知ってる和歌山の熊野三山もイザナギーイザナミースサナル系列の社ですが、
おそらく歴史的には出雲の方が先に成立していたんでしょうね。
んー、しかし神話エピソードがたくさんありすぎて、とても書ききれない…
という訳で、いろいろ調べていたら興味深い話を見つけました ⇩
出雲大社よりも格上の熊野大社の「熊野」ってどういう意味なんかな?と思案しまして、
ありがちな連想として「クマノ」を「カミノ」と読み替えて「神野」、つまり神様のいる場所、ということか?
などと考える訳ですが(出雲辺りは”神庭”とかいかにもな地名が多いし)、
上のサイトではアイヌ語とヘブライ語の両面から「熊野」を読み解いています。
アイヌ語では神も熊も同じ「カムィ」と呼び、野原を「ノ」と呼ぶらしく。
ヘブライ語では「クマヤ」が「神よ、立ち上がってください」の意味になるとか。
んー、めっちゃおもろい。
出雲王国が日本の先住民であるアイヌ系の王国であり、
彼らがユダヤ系のルーツをも汲んでいるのだとしたら?
などと妄想したくなるエピソード。
さて、16日に巡礼の旅を終え、翌日は奥出雲に寄り道してから帰ることにしたんですが…
奥出雲、めっちゃいいところでした。
有機三年番茶、島根産大豆&小麦+沖縄のシママースで醸した2年寝かしの醤油、
農薬不使用のほうれん草、自然薯など、手ごろなお値段で買えました。
作り手のみなさんに感謝、感謝です。
また、福寿水という湧き水を汲んだんですけど、まろみ、が半端ない!
(現在施術前後にお出ししているお茶は、このお水を使っています)
この水に「ぬちまーす」を入れた塩水を飲むのが最近のトレンドになりつつあります。
また近いうちに出かけて、続報をお伝えしたいと思います。
それでは、また。
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