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みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
さいきんは寒くなったり、暖かくなったり、調子を崩しやすい時期になってきましたね。
今日は東洋医学の基礎理論、万物の法則を説明せんとする「陰陽五行論」について、かんたんにお話してみたいと思います。
***
ところで、みなさんは「陰陽五行」についてご存知ですか?
陰と陽ならなんとなくイメージがつくものの、五行ってなに?占いかなんか?という感じでしょうか。
(昔の僕がそうでした)
僕が陰陽五行を知ったのは、マクロビオティックを勉強するようになってから。
その時に、季節に対応した味覚、色、感情などがあることを初めて知りました。
ただ、その時は食材の陰と陽にフォーカスを当てていて、「五行」について深く考えることがありませんでした(そこまでの必要性を感じず)。
しかーし。
こうしてCS60で施術をするうちに、
「東洋医学」の理論と重なることがとても多いことに気づきました。
いろいろと試行錯誤しながら、いまは鍼灸学でいう「経絡(ツボ)理論」をCS60による施術に応用し、効果的な施術につながるように意識しています。
ですが、その手法だけだと「この辺りの痛み・固まりが取れれば改善するかな」という感触はわかり、実際に結果は出るものの。
そもそもの、根本的な原因のありかまではわかりません。
また、場合によっては感触がなかなか見えず、結果までに時間がかかることもあり。それだと受ける側の「私のどこかどう悪くて、こうなってるのかな?」という一番気になる思いに、なかなか添えられない。
(となると、改善に大事な”メンタルの気づき”が遅れてしまうということにもなる)
というわけで、「陰陽五行」をつかうことで、少しでも不調の原因が見えないだろうかと考えて日々勉強しているわけなんですが…
こちらの図はだいぶカジュアルなんですが…とりあえずの把握には向いているかなーと。
まず、「五行」である
「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(こん)」「水(すい)」の関係性について。
図の大外にある赤い矢印が、「相生」と呼ばれる関係、
図の内側、小さな青い矢印が「相克」関係を表しています。
例えば、「相生」でいうと、
「木」が燃えて⇨「火」を生む、
「金(属)」が冷えて⇨表面に「水(分)」が生まれる、
といった感じで、前者が後者を育むと考えます(ので、母子関係とも呼びます)
一方、「相克」の方はというと、
「水」⇨「火」を消す、
「土」⇨「水」を汚す(せき止める)等と解釈し、
前者が後者のはたらきを抑制する(安定させる)と考えます。
で、これら5つの要素が互いに影響を与え合いながら、「人体」という小宇宙を維持している、というのがこの理論です。
いやー、実に、おもしろい!!
そして、下の図が五行を詳しく分類したものになっていまして…
(実際はもっと詳しいですが)
(「青」から右に「木・火・土・金・水」の順)
こんな風に、それぞれの「行」に対応する臓器や身体の部位、分泌物などが対応しています。
これを応用すると…
「疲労してイライラした時に、なんか酸っぱいものを欲しくなったこと、ありませんか?梅ジュースとか。
それは「肝臓」が弱ったサイン。
酸味だけでなく、「木」を補う「水」の味覚、「鹹(かん)」=塩気も補充しておきましょう。黒ゴマ塩なんていいですね〜」
とマクロビオティック風に表現もできますし、
「眼をよく使うお仕事をされていて、おでこやこめかみ周りの筋肉がこわばっている。
足の胆経(胆のうの経絡)に圧痛がある。
=肝臓が弱っている(かもしれない)」
という風に、施術向けに解釈をしてゆくこともできるわけですね。
だいぶざっくりとでしたが…
陰陽五行がどんなものか、すこし理解していただけたでしょうか?
***
ただーし。
これは言うほど簡単なものではなくて。
言うなれば、「名探偵」さながらの観察力、推理力、何よりも豊富な経験がものを言う世界。
名医と呼ばれる漢方医であっても、ピタリとした処方までに何種類か試してみないと分からない、というのが現実のようです。
とはいえ、目指す方向は、ここしかないですね。がんばります。
(波動医療という意味で「CS60」×「メタトロン」もいいとは思うのですが…メタトロンも70-80%の精度で、受けるごとに異なる結果になるとも聞きます。それに資金がない笑 将来的には東洋医学による「四診」+メタトロン的な「波動検査機器」の組み合わせがいいような気がしています)
次回はそろそろ、CBDについて書きたいですね。
それではみなさま、よい日々をお過ごしくださいませ。
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