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TAENAL
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みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もタエナルをどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、12月下旬に横浜で施術した時の様子を少しレポートしたいと思います。
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さて、今回施術を依頼されたのは三児のワーキングマザーの方。
何を隠そう、私の妻ホハラさんのお姉さんでした。
(今回の施術を記録した写真、HPに使わせてもらって大感謝!)
平日はかなりの激務をこなしており、さらにまだ小さい子供がいるという…尊敬しかないです。
あまりに忙しいと、自分のことを省みる時間が取れなかったり、後回しになってしまいがちですよね。
でも、そんなお母さん、お父さんにこそ、ケアを受けてもらいたい!という思いとともに、ご自宅までベッドを担いで訪問施術、70分コースをスタート。
施術を進めていく中で、太もも周辺がかなりくすぐったい様子でした。
整体の世界で言われるのが、くすぐったい=異常感覚。
さすがに脇の下とか子供の身体は例外あると思うのですが、本来くすぐったくない箇所がくすぐったいということは、
何かしらのトラブルが起きていて、しかもそのトラブルから回復しようとするカラダの力がうまく働けていない状態、
と言えそうですね。
おそらくは、ストレスや加重労働による交感神経緊張→血管収縮→細胞内呼吸の低下
(酸素と糖から生体に必要なエネルギーを取り出すはたらき)によって、疲労物質が溜まってしまっていたり、
筋肉がこわばっていたりするのだと想像します。
こういう場合、CSでコロコロしても「くすぐったい!」となってしまい、ほぐすのが大変だったりもしますが…
すこーしずつ、時間をかけるうちに、
「くすぐったさ」→「何も感じない」→「むしろ痛い!」
と反応が変わってきました。
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「痛み」というのは、とても不思議なものです。
できれば避けたいイヤな感覚ですが、カラダが良い方向に変化してゆくには必要なプロセス。
いわゆる「炎症」と呼ばれるものは体の免疫が働いている証拠な訳で、
「痛み」も同様に細胞が本来の姿に戻る過程で出てきてしまうものなんですね。
問題なのは、それが慢性化してしまうとQOL(生活の質)を大幅に下げてしまうこと、
さらに原因を取り除かない限りはそれが続いてしまう、ということです。
例えば加齢(老化)によって細胞自体の活力が低下すると、
それまで拮抗していた体内バランスが崩れて様々な疾患が現れ、それらは慢性疾患と呼ばれるものがほとんどです。
それは、カラダが治ろうとして起こす「炎症」や「痛み」だけでは、それを起こす原因を除去できなくなったこと
=回復力の低下を意味しているように思います。
そして、「痛み」「炎症」があるうちはいいのですが、それが出ないままに症状が悪化してゆくケース、
例えば「がん」のようなものもあります。
多忙な日々の中で、自分では気づけないことも多いのではないでしょうか。
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そんなわけで、術後にちょっと気になったことをお伝えしました。
①大腿部(太もも)がかなりこわばっていて、血流障害が起きている。末端の冷え性もここと繋がっていそう。
②太もも以上に、骨盤周辺(骨盤の中)に元気がない。深部体温も低いと思われるので、婦人科系の病気に注意をした方が良さそう。
の2点。
術後はカラダ全体がポカポカして、かるーくなったみたいでした。
(娘さん(2歳)も興味しんしんで笑、お母さんの様子を見ててカワイかったですー)
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そんなこんなで、年明けの今週末には再び横浜、東京で施術の機会がありそうです。
整体の手技も交えながら、おカラダのご機嫌をうかがいたいと思います!
それでは、また。
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