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TAENAL
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みなさん、こんにちは。
11月の終わりに無事帰国しました。
12月になってから再び千葉周辺で施術をしたり、バイトして開業資金を貯めているタエナルです。
日本に戻ってきてからも、どこか旅の中にいるような、不思議な余韻の中にいます。
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さて、今日は旅に関する記事の最後、バルセロナ近郊でのウーフについて書いてゆきます。
ところで暖かいスペインとはいえ、11月になると受け入れ可能なホスト数がかなり減ってきます。
(夏場にたくさん働いて、晩秋から初冬は休養したりバケーションに出る人も多いみたいで。WWOOFをする方は要注意ですね)
そんな中でうまくタイミングの合ったこちら、これまた面白い経験をさせてくれました。
やった仕事はこんなところでしょうか☟
① イチゴガーデン造り
② 畑の整地
③ ヘーゼルナッツひろい
④ 家の外壁加工
⑤ コンポスト用の穴掘り
⑥ 民泊の清掃
WWOOFっぽくない仕事もあったんですが(家の掃除とか子守に近いこと)、それもそのはず、ここのホストはWWOOFではなくて「Workaway」(ワーカウェイ)という仕組みを使ってボランティアを受け入れていたからです(ウーファーは我々が初めてだったみたい)。
「Workaway」というのは、有機農業に関係なく、子守や掃除などの家事全般など、どんな仕事でもボランティアに頼める代わりに、ホストは異文化交流や食事&宿泊を提供するというシステム。欧州ではかなり浸透しているみたいで、なんならWWOOFより広がっているのかな?という印象。面白いですね。
ちなみに、旦那さんのフェリペはブラジル人、奥さんのカルメンはカタルーニャ生まれで、以前はバルセロナ近くの海沿いに住んでいたらしいです。
その前から自給的な生活をするべく色々な土地を探して回ったそうで(ブラジルでも探したらしい)、ここの土地を購入して2年間ほど家を建てたりする助走期間にあて、5年前からここに住んでいるとのこと。
フェリペは主に家周りの仕事、カルメンは畑のことを分担して行っており、育児を互いにフォローしながらやっている感じでした。生計は民泊の運営と、フェリペの外仕事(近くにパーマカルチャーセンターがあって、そこでバイトしている)、たまにカルメンが友達のマルシェを手伝ったりしている様子。
生活のスタイルやリズム、生計の立て方など、多いに参考になりました。
ご近所さんにも、自給と手作りの暮らしを目指して移住してきた夫婦がいたり、ヨガの先生でリトリートを建設中のナイスガイがいたり…互いにフォローしあって暮らしている、ゆるーいコミュニティ感も伺えましたね。薪を切り出すのに使うチェンソー(KOMATSU製)を一緒に購入したり。
二人の計画としては、都市に住んでいる人が自給的な生活を長期で体験できる施設を作りたいとのこと。
(バルセロナから近いので、今後多くの需要があるのは間違いない)
他にも、自給的生活の知恵をオンラインでシェアできるプラットフォームも作りたいし、自分らの住むとこはアースバックハウスにしたい、とか色々構想してて面白かった。
そんな話をしていると、人のプロジェクトの手伝いもいいけど、早く自分たちのことをやりたいなーと切実に思うように…
旅の締めくくりとして、とても良い出会いとなりましたね。
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心残りなのは、CSの施術をする時間が取れなかったこと!
とくに育児で忙しすぎて、そんな余裕がなかったんですね(だからこそ、してあげたかったのだが…)
そう考えると、施術の時間・空間には非日常的な要素を吹き込むことが大事だな、と。
多忙な日常から、フッと抜け出せる時間であり空間…
ただCSでコロコロすればいいのではなく、施術の環境(音とか匂い、手触りとかのセッティングまで)が整っている方が効果が上がるに違いない。いろいろ試しながら答えを見つけてゆきたいところです。
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これにてWWOOFinヨーロッパ編は終了!
次回からは帰国後に参加している医療系のセミナーについてや、食事療法の話などをしてゆきたいと思います。
それでは、また。
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