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みなさんこんにちは。
実家のある千葉では停電と断水に見舞われましたが、復旧と共に9/17に無事日本を出国、現在夫婦そろってフランス中西部に滞在しています。
まずは9/18-9/25の1週間を過ごした最初のWWOOF先の出来事について、「畑編」「CS60編」と2回にわたって紹介をしてゆきたいと思います。今日は「畑編」です!
パリ・シャルルドゴール空港→モンパルナス駅→ボルドーで一泊(AIRBNB)→
WWOOF先の最寄であるSantes(サント)駅に無事到着〜。
こちらのWWOOFホストはサンディーという29歳の女性。ミュージシャンである夫のメルヴィンと娘のアデルの3人家族です。2人とも19歳の時にイタリアでWWOOFをして以来、セネガルやペルーなど世界各地を旅してきた経験の持ち主。とてもフレンドリーかつオープンで、こちらの立場への共感にあふれたナイスな人たちです。
さらに、フランスではCo-Locationと呼ばれる、日本でいうところのシェアハウスをしていました。
友人のパリッシュとガールフレンドのメロディー、家財道具を置いてたまに帰ってくるアリスの5人が基本メンバーで、そこにそれぞれの友人がたまにやってきてなんかする、というスタイルの共同生活。
自宅はサントから車で15分くらいのところにあるフランス式の古民家(でかい)で、僕らは一時的なシェアメイトとしてその中の一室を借りて過ごしました。
ファームの週のルーティーンとしては、毎週水曜と土曜は畑で野菜をカスタマーに直接販売、月曜と木曜は近くにあるBio-Coop、有機生産物を扱うショップに卸す流れ。
今週は木曜に中古のビニールハウスを解体して畑に移動する仕事と、土曜は特別に少し離れた街のイベントに出店するというオマケつきの週でした。
ところで、彼らが住んでいるサン=サヴィニヤンという小さ〜な町に、有機専門のショップがあるのは軽い驚きで。
ちなみに、フランスでは有機生産物のことをBiological Agriculturalの略で「BIO」(ビオ)と呼びます。
ここに並んでいる野菜はすべて近隣の有機農家のもので、それぞれのバスケットにどこのファームのものか書かれています。
大量に売れるわけではないので、卸すと言っても野菜2種類をそれぞれカゴ1つずつとか、その程度でしたが、ここのお店以外にもう一箇所、これまた小さ〜な私鉄の駅構内にあるローカルショップにも、これまた少しですが卸していました。
人口でいったら2000人程度の街の中に、2箇所もローカルな有機農産物が買える場所がある、という豊かさ。
買う側としてありがたいのはもちろんですが、農家としても非常に恵まれた環境ですよね。
ただ、やはりオーガニック農業にはとにかく人手が必要。
お店に卸したり、お客さんに販売する時間を差し引くと、サンディーが畑と向き合える時間はとても限られていて。
しかも2歳の子供を育てながらの仕事なので、、、サンディーはかなりハードな日々を過ごしていることは想像してもらえると思います。
つまり、ウーファー(WWOOFer、ウーフする人)が農場の経営に与える好影響はとても大きいな、というのが率直な感想です。
日本だとどうなんだろう?WWOOF自体があまり知られていないし、国外から来るにもハードルは低くないし…
ともあれ、以前にオーストラリアとニュージーランドでWWOOFした時からの思いですが、いつかは自分たちもホストとして受け入れ先になりたいな、と改めて思いましたね。
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次回は、CS60編ということで、晴れてワタクシの生け贄となった笑、3人の様子をレポートします。
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ちなみに、フランスでWWOOFを考えている方へ。
サンディーの農園は「Terranga」という名前でWWOOFフランスのサイトに登録されています(セネガル語で「Welcome home」の意)。
フランス語できなくても大丈夫ですし、WWOOF初めての人でも暖かく受け入れてくれると思うので、興味があれば気軽に連絡してあげてくださいね!(パリッシュ、すごく喜ぶと思う)
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